私たちは今、求める求めないに関わらず、大きなエネルギーシフトの真っ只中に放り込まれてしまいました。
子供たちの世代に残す価値のある住まいを考えて行きます。
よりサスティナブルであり、エコロジーである事を求め、新しいテクノロジーやコミニュケーションを利用し、住いが求める課題を解決していこうと考えています。
末永く住継げる家を目指す時に必要であろうこだわりがあります。
即効的な家づくりでは持ちえない「思い入れ」も大切な要素です。
古びても味わいがある家を丁寧につくりたいと考えています。
家を建てる場所の近くで育った木材は、地域の環境になじみ心地よい家になります。また、輸送にかかるエネルギーやCO2を極端に減らすことで地域の環境に貢献します。
地場での林業の活性化は地域の活力と森林保全に役立ちます。
住まいは人と人が出会うことによりつくられるものだと考えています。
大工さんや建具屋さんなど地域の職人の技術を大切にすることで、技術は継承され、地域も元気になります。
また、伝統的な手漉き和紙など優れたこの地域の文化を住いに取り入れていきます。
年季の入った大工さんの経験と勘は大切にしています。
長期優良認定の耐震等級を許容応力度計算で取得するとともに経験豊富な大工さんの知恵を活かして家をつくります。
柱梁一本一本のストレスを解析し、基準法レベルの1.25倍の構造強度を確保するとともに構造は基本的に隠さない、現しで使うことを前提にしています。
素材がどのように生産され、どのような経路で届けられるのか。
住まいづくりに使われる材料の産地を明確にし、尚且つ有害な物質が含まれていないかをできるだけ事前に調べています。
また、使う素材に違和感が無いかどうか事前に確認しています。
パッシブハウスとは快適で省エネな暮らしを実現するための建物の手法を言います。
躯体の基本性能(耐久性・断熱性など)を高めるとともに地域の気候や敷地の特質を味方につけ、太陽光や風を有効に暮らしに取り入れ、設備機器の使用はできるだけ抑えるという考え方になります。
新しい暮らしが始まってからも安心して木の家に暮らしていただけるようアフターのサポ―トを施工会社と一緒に行っています。
6ケ月 1年 2年 3年目と定期的な点検を行い、木の家での暮らし方などをアドバイスさせていただくとともに不具合箇所の対策を行います。