土間のあるくらし 埼玉

 

 

土間のある家のすすめ

 

 

 雨の日の遊び場や野菜置き場、自転車置き場アイディア次第で可能性が広がります。

 

昔の日本の家には土間がありました。

商家もそうですが、農家には必ずありました。

 

雨に日の作業場所として、畑仕事の休憩場所として、半屋内の使い方です。

 

家のなかで汚れ仕事をすることは少なくなりましたが、土間の有用性は侮れません。

 

使い方次第で、第二のリビングにもなりえます。さらにパッシブな考え方では蓄熱や放熱、クーリングにも使われます。

 

プランニングの途中で一度は検討したい土間です。


 1:暮らしを分ける装置として

 

 ひとつ屋根の下に2世帯で暮らす。

玄関は一つでも大きなお玄関土間で左右に分かれる。

世帯の振り分けにも使える土間です。

 

適度な距離感で暮らしたい。そんなときには検討してみるべきプランです。

外でも家でも楽しく暮らす

 最近ではまた土間の空間が見直され、注目されているように感じています。

省エネに暮らす暮らし方でも土間の効果は有効です。

土間の快適な使い方考えてみたいと思います。

 

撒きストーブを置いたり、自転車の整備をしたり、日曜大工や野菜の保管など多目的に使われています。

 

失われてしまったものが見直されている背景を考えてみると、「暮らし方の変化」が見て取れます。

 

少し前までは世の中が忙しく、「外で働き、家ではくつろぐ」という生活が当たり前でしたが、「外でも家でも楽しく暮らす」家での過ごし方の多様性が時間のつくり方ができるようになってきたのだと思います。

 

その時間の中で「土間」は注目されています。一年の1/3程度が雨の日本で、雨の日でも屋外的に活動でき家族と楽しめる機能的な場所なのです。


2:リビングとしての土間

 土間のある家では建物の中に外がある感じです。

何だか楽しそうじゃないですか。

薪ストーブを置いたり、趣味のスペースとして土間は最高です。

 

また、ストーブ以外でもある程度の大きさを確保できれば、蓄熱式の床暖房に最適です。

夏は暖まりにくく冷えにくい特質を利用し、クーリングスペースとしても有効です。

 

 たとえば犬も家族のような関係であれば土間がいいと思います。

大型犬でも床の損傷を考えなくてすみます。

 

なにか目的があった時に土間は最高に素敵な場所になります。


3:機能として使える土間

 かつて農家にとっては農機具置き場であり、作業場であり、台所でもありました。

町屋においても奥深い家の裏庭と表を繋ぐ通路とし、収納場所や台所として使われてきました。

 

 

収納スペースとして玄関から繋がる土間

土間とは暮らし方により働く場所であり、収納場所でもあります。


土間は昔から作業空間であり接客場所、現代の住宅ではあまり見られない土間ですが、今の暮らしにあった土間の使い方を考えてきたいです。

 

もともと土間はだれでも気軽には入れる場所、「プライベート」な住まいという中にある「パブリック」な空間、私的な中にある公の部分、緩やかに外と中を繋ぐ日本独特の交流の場所なのです。

 

プライベートを重視する今の生活では土間と中を上手に仕切ることがポイントです。

開けるときは開ける、閉めるときは閉める。

建具を上手に使いながら土間を考えていきましょう。

 

 


暮らしの快適さと土間

暮らしの快適さと土間

 

木材などと比較してコンクリートやタイル、レンガ、モルタル等土間に使われる素材は比熱が大きく、温まりにくく温まると冷えにくいという特性があります。

 

例えば夏、土間で冷やされた空気は気流となり上に向かいます。

室内にいても気流を感じることができます。

また素足で歩けば冷たくて快適、木の床と合わせて足の裏で質感を感じてください。

南面の土間で気を付けなければいけないのは、直射日光です。

出来るだけ庇や屋根、外付けのブラインドなどで直射日光が当たるのを防ぎましょう、温まりすぎるとその蓄熱性から夜になっても熱を放出する困った場所になってしまいます。

 

例えば冬、薪ストーブなどを土間に置くとその蓄熱性から熱を溜め込みなかなか冷えることがありません。

冬の太陽高度は低く庇や屋根があってもお日様は入ります。

お日様からの無料のエネルギーは沢山導き、土間を温めてもらいましょう。

夏とは真逆で夜になっても蓄えた熱を放出してくれるありがたい場所になります。

 

太陽高度の関係や夏冬それぞれの土間の効用を考えて快適に暮らしたい。


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