日本でドアが使われ出したのは留地の洋館からと言われ、日本人の住まいに使われだしたのは主に明治以降、庶民の住まいに使われ出したのはつい最近、大正から昭和に入ってからです。
ドアと同じころ普及してきたものがもう一つガラスです。
今では当たり前のように使われるガラスもドアと同じ洋館から始まりました。
木と紙でつくられてきた日本の住まいに比べればドアにガラスは輝くように見えたことでしょう。
その後ガラスは住まいに普及する前に、役所や学校に使われ、その後旅館や料亭に取り入れられるようになり大正に入り国産のガラス製法が確立されるに従い、値段も下がり住まいの中にお目見えするようになりました。
ガラスの普及は目覚ましく、昭和に入る頃にはガラス戸と言われ、障子紙をガラスに換えた建具が現れました。
この風情のあるガラス障子は日本独特の建具なのです。
しかし近年の住まいにおいては防水や気密、隙間風の問題などからアルミサッシにその場を奪われ、住まいの中から消えようとしています。
框戸
杉でつくった框戸です。框戸とは無垢の枠材でつくり高い技が必要で大量生産はできません。
ガラスは防犯ガラスのペアとして空気層12mm
2シリンダー錠。
取っ手も杉で柔らかい感触です。
木製網戸の引き込み戸
左の写真のドアの内側です。壁の両側に引き込みます。
簡単なロックを付けました。
ドアと同じ杉の框戸です。
風の通り道として玄関を考えたいときがあります。
鍵も掛けられるようにしておけば開けやすくなります。
木製框引き戸
杉の框戸で引き戸です。
下のレールは御影石に真鍮レールという昔からのスタイル。
取っ手は桧の丸棒です。
ガラスは防犯ペアガラス。
2シリンダーロック
木製框戸引違い 杉
沢山明かりが入るようにガラス面は大きくしました。
長い取っ手は子どもから大人まで持ちやすいです。
木製板戸
桧の板戸です。
オスモカラー仕上げ
ステンレスハンドル
2シリンダー
長期優良気密等級
断熱等級クリアー
木製框戸 米ヒバ
オスモカラーにより保護着色しています。
ペアガラス空気層12mm
ステンレスハンドル
2シリンダー
3点ロックで気密性確保しています。
長期優良気密等級
断熱等級クリアー
木製板戸
桧の板戸です。
オスモカラー仕上げ
ステンレスハンドル
2シリンダー
長期優良気密等級
断熱等級クリアー
木製板戸
桧の板戸です。
オスモカラー仕上げ
ステンレスハンドル 2シリンダー
長期優良気密等級
断熱等級クリアー
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