家具屋Azukiさん
八王子から工房ごと生活の拠点を移すべく古民家を、求めました。
郊外の既存集落内の古民家は築年は不明ながら、地域材で力強く骨組みされています。
大きすぎてどこまで改修するのかいまだ見えてきませんがある程度は自分たちでできるのでライフワークとして育てていくことと思います。
大きな農業用倉庫と納屋、離れと別棟もあり、農業用倉庫が木工加工場に、離れが将来的にはギャラリーになる予定です。
外壁は杉板の目板張り柿渋仕上げです。
柿渋は建て主さんが自分で塗りました。
古来からある木材の自然保護塗料、昔から網や紙にも使われてきました。
防腐・防虫・変色防止にもなります。
松煙を混ぜたり、弁柄を混ぜたり趣を変えることもできます。
昔からの良い素材を今の使い方で使います。
現わしになる梁がきれいに磨かれました。
これは建て主さんお仕事です。
大工さんの作業の合間や休みの日にこつことやられています。
床組みがしっかり決まり防湿処理をして床張りが始まります。
床は2重張りとしますが合板は使いません。
杉の下地に檜と杉の仕上げ材になります。
古い土台を撤去し新たに基礎を作り、新たな土台を入れました。
柱梁をジャックで浮かしておいて既存の土台を取り外し基礎を打ち土台を入れ込み。
既存状況 半地下室栗の土台が限界大谷石の基礎もはらんで危険
柱を浮かして土台撤去 基礎コンクリートを作る。
Face Book 福田義房
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セルフビルド・リノベーション・民家延命応援チームです。
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