住まいはみなさまの子どものその子どもたちにまで伝えていくもの、安心できる素材を吟味し、末永くみなさまの暮らしに貢献することを目指しています。
そのために大切にしている5つのことがあります。
健康的な生活がおくれることはもちろん、より活力あふれる人生が送れるように、つくる側で大切なことは、きちんとしたものを提供するだと考えています。
素材を吟味し、手間をかけ、家づくりから健康的な暮らしにつながることを目指しています。
温熱環境や耐震性など可能な限り性能を上げていく、そのようなことも住み継げる家には必要です。
末永く使うために大切なのは可変性のある間取りと主張し過ぎない家づくり。
地域にある素材を使いながら、古びても味わいのある家づくりを行います。
住まいとは、住まう人の価値観や、趣向性を外に向かって強く主張するものではなく、住まう人の精神、夢、価値観などが微かに散りばめられ、雨露を防ぐ現実的な役目とともに存在するものであると考えます。
現代の住まいには沢山の物質が使われていますが、かつての日本の家は【木・土・紙】でできていました。
大切なことは昔からの良い素材を現代の技術で無理なく使うことだと考えます。
私たちは今、求める求めないに関わらず、大きなエネルギーシフトの真っ只中に放り込まれてしまいました。
子供たちの世代に残す価値のある住まいつくるため、よりサスティナブルでありエコロジーである事を求め、住いが求める課題を解決していこうと考えています。
改修は暮らしの痕跡を残すことで思いがつながる。
永い年月支えてくれた柱は隠すのではなく表に出す、古い床板も再生し壁材として新な表情を表に出すなど。
木の良いところは経年変化が必ずしも劣化につながらないということ、先代の思いを次の世代につなげる橋渡しができる思いのつながる改修を考えています。