03 外構で考える

 

外構の時に考えること

 

 家の内側をガードすることはもちろん大切なことですが、まず入りやすい場所をつくらないことです。

 

 敷地内に入るのをためらわせるには、土やコンクリートより玉砂利敷きが有効です。

少し厚めに敷きこめばジャリジャリと音がすることがわかるため侵入しにくくなります。

薄暗くなりがちな北側や隣地との境も少し明るくなるので白砕石がお勧めです。

 

砂利は敷き込む前に防草シートを敷いておくのがコツです。砂利が土に埋まらずにいつまでもジャリジャリしています。草も生えにくいしいいですよ。

 

土の上にじかに敷く場合は5cm以上敷き込まないと直ぐに土に埋もれてしまい効果が無くなります。たくさん敷き込むのは意外に大変ですので工務店さんにお願いしてしまいましょう。

 

 また、ライトを有効に使いましょう、人感センサーライトや警報が鳴り明かりもつく、アラームライトという防犯照明もあります。

ホームセンターなどでもセキュリティー照明はたくさん販売されていますので後からでも十分対応が可能です。

 

 


 

 外部コンセントは実用とセキュリティーで考える。

 

 新築時にセキュリティー照明まで取り付けてしまえれば配線コードもすっきりとしますが、生活を始めてみて後々考えることでもよいと思います。

 

 その様な場合に新築時に考えておくことは、外部コンセントの位置です。

給湯器の近くなどには当然外部コンセントを取り付けますが、防犯の意味で外構を考えてみると電源がほしいところはおのずと見えてきます。

 

 実用以外の場所は忘れがち、費用も掛かるので施工会社も余分には付けてくれません。

費用としては防水コンセントで1か所数千円です。

後で付けるのは壁に穴を開けたり数万円かかります。外部コンセントは実用と防犯で考えましょう。

 

 「カーポートの屋根からの侵入」を防ぐにはプランニングの段階から考えておきましょう。やむを得ずバルコニーの前にカーポートの屋根が来る場合はバルコニーの手すりを壁とせず透過性の素材や、手すりとしておきましょう。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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