セキュリティーサービス
防犯を業務とするセキュリティー会社もあり、かつては大きな建物が専門でしたが、近年では家庭のセキュリティ業務にも力を入れているようです。
そのような会社の名前が張られたシールだけでも防犯効果があると聞きます。
サービスも多種多様でそれぞれの会社でシステムも違うので、検討する場合は複数社のプラント費用を比べてみましょう。
窓にセンサーを取り付けたり、定期的な巡回をしたり、多種多様な防犯サービスがありますが、初期設備と継続的な費用が掛かります。
窓に貼られたシールなどは見方によっては「お金がありますよ!」と言っているようにも見えてしまいます。
新築であれば、セキュリティー契約ありきではなく、まず間取りや外構で知恵を絞り、さらに求める場合の選択肢としておくのが良いと思います。
ただ、最近のセキュリティーサービスは防犯以外の使い道もあります。
火災監視から救急ボタンを設置し救急通報サービスなど防犯・火災・救急通報と暮らし方によっては頼りにできるシステムでもあるようです。
今 後単世帯が増えるに従い万が一の場合に備えそのようなサービスも普及してくることでしょう。
05 防犯カメラを考える
防犯カメラ
プライバシーの問題はあるにせよ、犯罪検挙率や抑止力の面から街には沢山の防犯カメラが設置されるようになり監視社会の様相を示しています。
今やマンションではエントランスや共用通路などにあたりまえのように設置され、防犯に役立てています。
一戸建てにおいても今後は設置する方が増えてくると思います。
一戸建て住宅の防犯カメラの考え方
防犯カメラの最大の特徴は「証拠の保全」と「遠隔監視」です。常駐の監視者が居ない一般住宅ではリアルタイムの監視は無理ですね。となると期待するのは、入られた後の「証拠の保全」となります。
確かに抑止力も期待できますが、手慣れた侵入犯はマスクをかぶって防犯カメラの前を素通りすると言われます。
ただ、常時監視はできなくても気になった時に携帯やPCで確認することはできますから、大きな地震などの時にも我が家が確認できて安心できそうですね。
抑止力を期待するのであればダミーカメラという防犯商品もあります。
また、最近の防犯カメラシステムは、デジタルHDDに録画するものが主流で、常時録画では無く、動きがあった時のみ録画し、木の葉や木の枝等の動きは無視する設定もでき、消去なしで一か月以上のデータが録画できるようです。
ホームセンターなどでも売られています。
新築時に気を付けるのは照明と同じように電源です。
可能性がある場所には外部電源を備えておきましょう。