住まいの間取り 木製バルコニーの勧め

木製バルコニー
木製バルコニー

すのこタイプのバルコニー

〇自立型木製スノコバルコニーの勧め

 

 住まいの間取りを考えるときに現代の住まいではバルコニー抜きには考えられません。洗濯物を干したり、エアコンの室外機、実用性が少なくても、窓を大きくとりたいときなどにもバルコニーは有効です。

 

 バルコニーは防水するものとは限りません。スノコでも風が通り、足触りも良く快適なバルコニーが出来ます。

防水工法が改良され雨漏れが減り、気軽に防水バルコニーがつくれるようになりましたが、1階の部屋の上にバルコニーを設けるということは、必ずしも良いことではありません。

建物は矩形にしっかりつくりバルコニーは2階にあるウッドデッキの感覚に近いものがあります。

 

まず雨漏れが極端に減ったとはいえ無くなったわけではありません。床そのものよりもサッシとの取り合い部や手すりと壁の取り合い部などからの漏水はやはりまれに起こります。

 

 また、バルコニーは床としての機能を満足するために屋根とは違い、水平に近く作らなければいけません。そのために屋根であれば三角の小屋裏空間があるところ極端に1階の天井上空間が少なく、空気層という断熱に優れた空間が無く、熱や結露について弱点となります。

 

 

 

 


木製バルコニー
木製バルコニー

 更に屋根掛かりが少ないと直射日光がバルコニーの床を熱し、1階の遮熱が不十分になる可能性があります。

 

では木製バルコニーはどうでしょうか。

木製バルコニーの場合は、建物本体とは構造的に切り離すことが重要です。1階には柱を立てバルコニーを支えます。建物側には金物で固定し、自立させます。

 

深い軒の出を取ったとしても外部にある木製バルコニーは建物本体より寿命は短いものと考えられます。

手すり子などは直ぐに交換できますが、建物側金物を取り外せば本体ごと交換できる仕組みが大切です。

 

暑くて歩けないようなFRPの防水に比べ夏でも素足が快適なバルコニーが出来ます。

建物本体とは構造的に切り離せるので本体への雨漏れの心配もなく、スノコを通したやさしい光が1階にも届きます。

 

スノコに腰を下ろし、足を手すりの間から出して昼寝がしてみたくなるような楽しい空間が出来ます。日本人は昔から縁側に親しみ、うまく使う文化を持っていたはずです。雨の日には縁側に座り、庭木を眺め。晴れの日には深い軒の下で心地良い風を受ける。こういった昔ながらの行為、暮らし方が出来るのが木製スノコバルコニーなのです。

 

当然エアコン室外機だって置くことが出来ます。

一般的では無いかもしれませんが、深い軒で雨から保護できれば耐久性のある快適な木製バルコニーはつくることが出来ます。

住まいの間取りを考えるとき最後にバルコニーのつくり方も是非一度考えてみてください。


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