先日九州大学農学研究院の清水邦義先生の講義を聞きました。

 

「自然素材の家はなぜ健康に良いのか」ーポイントは木材の乾燥方法ー

というテーマ

 

昔から感覚的に無垢材は健康に良いと言われてきたことを数値で表し具体的に評価していこうという取り組みです。

 

まず、私たちは昔から「木の香り」に守られてきた、利用してきました。

一例をあげると

◎桜の葉:桜餅など 成分は:クマリン他 効果は;抗菌

◎ヨモギの葉:ヨモギ餅など 成分は:シネオール他 効果は:リラックス

◎葉しょうぶ:しょうぶ湯など 成分は:オイゲノール 効果は:抗菌

◎柚子:柚子湯など 成分は:リモネン他 効果は:抗菌他

 

 

 

 

 


 木材によるダニの忌避効果や精油成分による殺ダニ効果も立証されています。

ただ住まいの中でその効果を発揮させるにあたってとても大切なもとは有効成分を残すということ、木材は乾燥させて使いますが乾燥の仕方によってはせかっくの効果が薄くなってしまいます。

 

天然乾燥木材に近い、乾燥方法「低温乾燥」で成分を残す技術が必要になります。

 

方法:侵入したダニの数を測定

結果:杉の精油と桧の精油はダニの忌避効果が高い。

杉材や桧材に侵入したダニはカーペットの1/2~2/3

 

またダニの繁殖を抑える効果もあります。

 

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

be connected