先日九州大学農学研究院の清水邦義先生の講義を聞きました。
「自然素材の家はなぜ健康に良いのか」ーポイントは木材の乾燥方法ー
というテーマ
昔から感覚的に無垢材は健康に良いと言われてきたことを数値で表し具体的に評価していこうという取り組みです。
まず、私たちは昔から「木の香り」に守られてきた、利用してきました。
一例をあげると
◎桜の葉:桜餅など 成分は:クマリン他 効果は;抗菌
◎ヨモギの葉:ヨモギ餅など 成分は:シネオール他 効果は:リラックス
◎葉しょうぶ:しょうぶ湯など 成分は:オイゲノール 効果は:抗菌
◎柚子:柚子湯など 成分は:リモネン他 効果は:抗菌他
木材によるダニの忌避効果や精油成分による殺ダニ効果も立証されています。
ただ住まいの中でその効果を発揮させるにあたってとても大切なもとは有効成分を残すということ、木材は乾燥させて使いますが乾燥の仕方によってはせかっくの効果が薄くなってしまいます。
天然乾燥木材に近い、乾燥方法「低温乾燥」で成分を残す技術が必要になります。
方法:侵入したダニの数を測定
結果:杉の精油と桧の精油はダニの忌避効果が高い。
杉材や桧材に侵入したダニはカーペットの1/2~2/3
またダニの繁殖を抑える効果もあります。