リノベ・買ってはいけない中古住宅

リノベーション・買ってはいけない中古住宅

 

一戸建ての場合、在来木造がリノベーションでは自由度が大きく有利と説明しましたが、在来木造であっても買ってはいけない建物があります。

 

こんなタイプの家は要注意

 

1:軟弱な地盤に建つ建物で築15年以上経過している建物

 埋め立て地や軟弱地盤は都市部に多くみられます。特に地盤調査が一般的では無かった、調査はしても補強工事をするケースが少なかった15年以上前の建物は要注意です。

 

基礎の下からの補強工事は現実的ではありません。

地盤マップや市町村の災害地図、旧地図などを調べ異ぞ¥どのような土地であったのか確認しましょう。

 

2:劣化が激しい建物

単に古い建物というだけで敬遠するものでもありません。

古くてもしっかりとした構造を保っている建物ならばいいのですが、土台が腐っていたり、雨漏れの後が複数見られるような建物は要注意、構造部分の交換は目に見えない部分ですが沢山の工事費がかかります。

 

3:不安定な形の建物

 1階が大きく2階が小さい、よくある形ですがこのような場合は2階の下に柱や壁がないケースが多く、構造的に不安なものが多くあります。

また、極端に2階の位置が偏っていたりすると地震の揺れで偏心を起こし揺れが大きくなり倒壊の危険も高くなります。

 

4:店舗に使われていた建てもの

 商店街など道路に面し間口の開口が大きく商店や店舗に使われてきたような建物は1階の構造的な壁が極端に少なく危険な場合が多く見受けられ、安全に暮らすために1階の補強工事が負担になります。

 

5:1階より2階が大きな建物

 オーバーハングといい1階の柱や壁面よりも2階だ跳ね出している建物です。

以外に多く見受けられますし、新築でもよく見受けられますが、大きな地震ではオーバーハング部分からの倒壊が多くみられます。

 

 

 これらの建物は耐震補強や構造補強で生活するに安全な状態に近づけることは可能ですが、その基本的部分に大きく予算が掛かってしまい他の部分、目に見える楽しい部分にお金を掛けることが出来なくなる可能性があります。

 

 そもそも中古なのである程度構造の補強は覚悟しなければなりませんが、掛かる費用の見極めが大切です。

新築並みに掛かってしまったのではリノベーションの意味がありません。

 

 建物を決める際には実際の工事に精通した木造に詳しい専門家の意見を聞くことが大切です。

 

 

 埼玉の中古物件であれば、所有者の同意の基に事前調査も行います。

 

耐震診断から耐震補強 中古住宅の調査も行います。

 

自然素材でリノベーション=アーキクラフト

 

 

 

 

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歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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