三芳町 三芳の家改修

三芳町 三芳の家改修 2019.02

 

築30年の割には綺麗にお使いの様子。

当時庭が見えて子供たちも見えるようにとリビングに設けたこだわりのキッチン位置

 

当時としては珍しかったと。

確かにそうでしょうね。

30年前のキッチンは北側北向きとほぼ決まっていましたからね。

自分たちらしくより良い選択ができる方ですね。

 

子供たちもそれぞれ所帯を持ちました。

そして選択肢は3つ提示されました。

 

1:改修して15年この家で暮らす。

2:土地勘のある近所で維持管理が楽なマンション暮らし

3:孫に引き継ぐ覚悟で思い切って新築

 

答え:自然な素材で改修して孫に残せるぐらいの気合で改修

 

頑張ります!

 


2019.11.02 解体から構造補強などが進んでいます。

解体が始まりました。

先ずは内装をはがします。その次に行うのは既存部分の構造補強、筋交いは入っていても古い建物の場合適切な取り付けがされていない場合や、しっかりと確実に固定されていない場合が多く見られます。

今回も取り付けが甘い状況であったためプレートにて固定しています。

 

今回の改修は間取りの改修もあるため新たにつくる基礎や梁のh補強などもあります。

ある意味新築より現場対応は大変です。

でも暮らしやすく,暖かく、安心できるくらしができて次の世代に引き継げる住まいに更新していきます。


2019.2 既存の調査など行いました。

 既存改修の場合は当然ながら既存の現況調査から行います。

まずは既存間取りを図面化することから始めますが、建築当時の図面があればとても助かります。

 

 図面があると基本的な柱位置などから梁の様子や建物の骨格が見えてきます。

今回は基礎に改修など構造にかかわる部分はできるだけ少なくする予定なので大幅な構造変更はありません。

 

 構造を変更する場合はそれを支える基礎などに新たな負担がかかる場合があるので、既存がそれに耐えられるのかどうか、難しい判断になる場合があります。

部分的な補強はできても全体としてどうなのかを検証することはとても困難ですので、経験値からの判断となる場合があります。

 

今回は新築時の図面がありましたので外せる柱、外さないほうが良い柱などすぐに判別できたのでとても助かりました。

 

暖かくて肌に優しい住まいにいたします。

 

ちなみに猫は2匹います。

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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