川越 広谷新町の家 シニア世代の家づくり

2019.02  川越 広谷新町の家

自宅から近いんです。

私の自宅から歩いても行けます。

今までで一番ご近所さんなんです。

子育て世代の住まいづくりを多く御手伝いさせていただいてまいりましたが、近年は

シニアの方のご依頼も増えてまいりました。

設計者の年齢との相関関係もありそうです。

今回のご依頼は60後半からの家づくりです。

 

まだこれから30年近く生活するかもしれないと思えば、新築のありですね。現在の住まいの性能に近づける温熱や耐震の改修では新築に近いぐらいの費用がかかる場合もあります。

もともとの建物の素性にもよりますが新築という選択肢もあります、さらに子世帯に引き継げるのであれば尚よいのではないでしょうか。

 

住まいづくりは沢山考えることがあります、環境も変わります。疲れておいている暇はないのです!

楽しみましょう。

 

築年数は≒40年 当時の分譲地の一画、古いとはいえ地区計画があり景観が維持された街並みです。

なんと隣地境界からは壁面ラインで1.2m以上と厳しいものです。

猫と暮らす3人家族の住まいです。


2019.10.30

セルロースの断熱工事の壁部分が終了しました。

パンパンで暖かそうです。

充填断熱の場合は隙間がないことが大切です。隙間があると空気の対流が生まれ結露などの原因となります。

またセルロースやウール、木質系の断熱材は木材との相性も良くたとえ湿気が断熱材の中に入っても外に抜ける工夫があれば関東に冬であれば結露に至りません。

断熱は難しい部位ですが無理をしないことが大切なのだと感じています。

 

そのほかには床暖房の工事が進行中です。

床暖房の熱源はヒートポンプ式として温水(不凍液)を循環させます。

1階を床暖房で暖めればだいたい2階も暖房いらずになります。

立ち上がりは床暖房の場合悪いのでエアコンもあると快適です。

 


2019.8 上棟

ちょっと珍しい屋根なのです。

方形屋根、二階がほぼ真四角なので屋根の頂点が一点に集まります。

間取りや敷地の都合でなかなか成立しない屋根の形ですがバランスがよくきれいな屋根型です。

 

母屋の上に構造垂木が載りました。この上に野地板を張りさらに通気のための通気垂木を載せ、さらに野地板を張って屋根下地が完成します。


2019.7 7月は解体から地鎮祭、基礎工事でした。

更地にしてみると広く感じます。

改めて土地の神様に安全祈願と家内安全をお願いしました。

 

基礎工事は皆さんご存知のようにコンクリートで基礎をつくることですが、大事なのは鉄筋がうまい具合にコンクリートの中に配置されることです。できるだけ外部から距離をとることが大切で、そのためにスペーサーなどを入れて外面に付かないようにします。耐久性を上げる重要なポイントです。

で下の写真のまるいドーナツ状のものが鉄筋スペーサーで外部からの距離を正確に保ちます。

ここは基礎工事の大切なポイントです。

 


2019,03 プラン打合せ

2019.03 プランの打ち合わせ

 

車の乗らない依頼者さんなのでこちらで毎回打ち合わせに伺います。

猫居るんですよ、猫かわいがり家族なんです。私も好きなので毎回会えるのが楽しみです。

さっそく依頼いただいたのは猫ドア

猫が玄関から出ないように玄関ホールに防護扉などリクエストいただきました。

 テラスで洗濯物干し、家庭菜園からのキッチンへの野菜の運び込み動線、野菜の洗い場、外の洗濯機、車いすを想定した使いやすい間取りなど提案してまいります。

年配の方の住まいは暮らし方が形になているので話が早い反面、新たな暮らし方につながる提案には慎重になられてしまいます。

その辺はじっくり時間をかけて説明してまいります。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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