造作枠の加工は昨今の少数派になってしまった。

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TEL:049-234-5312 代表:福田義房

昔は当たり前に大工さんが加工していたけれど、昨今では少数派になってしまった。

今の家づくりの主流は建具の枠などは既製品を使い、大工が加工するという手間を掛けることはあまりなくなりました。

 

もっとも経済的な理由から加工できない素材を使う事が多いのも事実です。

加工できないとは、木に見えて木では無い塩ビ製品の事です。

 

私が不思議に思うのは多くの現場の大工さん達がその様な素材を使うことに対して抵抗しないことです。

木を扱う生業をしてきたのに便利だからと既製品に頼り、自分の手間を減らしていく、手間を減らすとは時間の短縮と共に収益も減らし、減った収益を補うためにさらに忙しく仕事をこなす。

 

自分で加工すれば一つの仕事に長い時間関われ、一つの仕事で得られる収益も上がります。

問題は長くかかわったからと言って余計に費用を貰えないであるとか、工期を自分で決められないで押しつけられる。

ということなんでしょうがいいものはいいのだという意見を言うことも大事なのだと思います。

 

せっかく修行して得た技術や知識を住まう人に提供しようではありませんか。

いいものはいい。

手間をかけたものは古くなっても陳腐化しない。

 

少し立ち位置は違うけれど、そのようなことを家づくりの最前線にいるものとしては大工さんの代わりに伝えていきたいと思います。

 

 

 


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