コンクリート スペーサというもの2タイプ

スペーサー 2タイプ

土間用スペーサー コンクリート製80mmタイプ

立ち上がり面用 ドーナツスペーサー80mmタイプ


当事務所では土間も立ち上がり面も(地盤面下)外部に対して80mmのコンクリートかぶり厚がデフォルトです。

かぶり厚さは建築基準法でも定められ、基礎に関して地中部分は60mm以上です。


鉄筋は水、空気に触れると酸化し錆びてしまいますね。

コンクリートはアルカリ性なので内部の鉄筋は錆びないのです。

しかしながら長い時間を掛けてコンクリートのアルカリ性は酸性に傾き中性化して行きます。そうすると鉄筋は錆びて膨張しコンクリートを破壊してしまうのです。

中性化速度は3cmで60年と簡単に言われますが計算にて求められます。

またコンクリートの強度や施工精度にも影響されるので安全率を見込むことは重要なポイントです。


80mm程度のかぶり厚を見込むと土間コンクリートは180mm厚ほしくなります。

基礎の立ち上がりは150mm必要になります。


単純なことですがそんなこんなでコンクリート量や作業量も増えていくので耐久性と安全性とコストは常に天秤です。



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