コンクリート スペーサというもの2タイプ

スペーサー 2タイプ

土間用スペーサー コンクリート製80mmタイプ

立ち上がり面用 ドーナツスペーサー80mmタイプ


当事務所では土間も立ち上がり面も(地盤面下)外部に対して80mmのコンクリートかぶり厚がデフォルトです。

かぶり厚さは建築基準法でも定められ、基礎に関して地中部分は60mm以上です。


鉄筋は水、空気に触れると酸化し錆びてしまいますね。

コンクリートはアルカリ性なので内部の鉄筋は錆びないのです。

しかしながら長い時間を掛けてコンクリートのアルカリ性は酸性に傾き中性化して行きます。そうすると鉄筋は錆びて膨張しコンクリートを破壊してしまうのです。

中性化速度は3cmで60年と簡単に言われますが計算にて求められます。

またコンクリートの強度や施工精度にも影響されるので安全率を見込むことは重要なポイントです。


80mm程度のかぶり厚を見込むと土間コンクリートは180mm厚ほしくなります。

基礎の立ち上がりは150mm必要になります。


単純なことですがそんなこんなでコンクリート量や作業量も増えていくので耐久性と安全性とコストは常に天秤です。



歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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