市ノ川の家 取材

「住む。」オファーをいただき冬号12月の掲載予定で取材をお受けしました。
取材を快くお引き受けいただいたのは4年前に完成した東松山市「市ノ川の家」、久しぶりにお邪魔したら小さな家族も増えていました。

 

今回のオファーは「1軒の家からその家に使われた材の履歴をたどる」という8Pの特集企画です。来週は山と製材の取材も入ります。

 

 取材してただいたのは物書きの平山さん、建築に造詣が深く手仕事が大好きな物書きさんです。自然体でやわらかいお話の中から建て主さんの思いを引き出していらっしゃいました。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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