許容応力度計算 北園部の家

軸組み木造に関してはプロを自任していますが、設計者の中でもかなり詳しいほうだと・・・

構造材を決めるときに私は大工さんのようにまづ自分の感覚で組み方を考え部材寸法を決めて入力していきます。

今回も耐震等級2耐風等級2耐積雪等級2

必要以上にでかい材を使いたくはないし、耐力壁も後で自由度がなくなるのでむやみには入れません。

で自分感覚で耐震等級2を目指すんですが・・・

2階床の水平構面体力不足(風と地震に対して床の剛性が足りない)

壁量としては基準法の1.25倍以上十分足りています、偏心率も素晴らしいバランスです。

でも水平剛性が足りない。

水平剛性が足りないとは、耐力壁のパワーを床が受け止めきれず床が先に破壊されるということで期待した耐力壁の能力が十分発揮できないということになります。

 

解決方法は二つ

1つは床の剛性を力技で上げていく釘ピッチを増やしたり、より剛性の高い下地材を使う。

1つは床がねじれることで剛性が足りなくなるので、ねじれないように考える。ねじれなくするためには耐力壁の配置バランスがポイント

どちらの方法をとるかはそれぞれです。

目的は耐震等級2なのでどちらも正解ですがコストを考え、シンプルな構造で強度を確保したいので私としては後者を選択します。

 

というわけでそれから約1時間後

耐震等級2耐風耐積雪2等級が確保される根拠が作れました。

経験と勘はおおきな間違いはありませんが、それだけではだめですね。

 

この計算方法は許容応力度計算といい、部材ひとつひとつの応力を計算していきますので柱梁1本1本の応力まで解析します。

なので

あ~この柱こんなに負担してちょっとかわいそうだな~とかこのさぼってる柱の位置を替えてやれとか、細かいな配慮ができます。

なかなか楽しいですよ。


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