石組の記憶-2

日高市の旧新井家の空積

自転車で石のサイズがイメージできるかなかなり大きなものです。

高さも4.0m近くあると思います。

右下の方はモルタルで一部補修跡が見られます。

素晴らしいですね。

見ていると規則性が分かります。

セメントやモルタルを使わないので石と石の隙間には植物が根を張り、小動物の棲家にもなる空積

 

ここ日高市から飯能、毛呂山、小川町などにはまだまだこのような石積が残ります。

でもこんなに大きな石組はおそらくここでした見ることができないと思います。

 

石の種類や石のサイズなど地域で取れるものを使うのでそれぞれ地域性があり面白いのです。

 

表面に見えている石の裏にも裏込めといい医師が組み込まれているはずです。

裏込めには石のほかに赤土や消石灰、砂なども使いつき固められているらしいです。

 

実際感覚的にこの高さの石組でも下にいて不安を感じさせない。というところが凄いところ。

 

 

 



歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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