料理教室のキッチン

造作のオリジナルキッチンを設計することがありますが、キッチンだけを依頼されるのは今回初めてで、料理教室に使うキッチンをできるだけローコストでという難しい注文を受けています。

 

造作キッチンでコストを落とすポイントは引き出し類を減らすこと

精度の高い引き出しをつくろうとすると躯体自体の精度も必要になり、仕事のレベルがグッと上がります。

引き出しを無くしてキャスター付きのワゴンや棚に置き換えることでかなりコストは落とせます。

 

あとは天板をどうするかでもかなり変わります。

厚みのある木の天板に陶器のシンクを落とし込みなんてのはかなりコストを落とすことができます。

板も広葉樹で幅が広いものは高価なので針葉樹系で調達できればコストが落ちます。

板の天板も5年ごとぐらいに表面をサンダー掛けすればいつまでも綺麗に使えます。

 

写真は料理教室ではありませんよ過去の事例です。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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