耐震改修と温熱改修のご相談

築20年

耐震改修と温熱の改修のお問い合わせで伺いました。

時代を感じるところもありますが、丁寧に大切に住まわれているご様子

 

ダイニングとの境のパーテーションは中央が下がり稼動できないようです。

2階と1階の壁位置・柱位置があまりよくありません。

特に柱位置の関係は重要です。

直下率といい一定以上上下階の柱位置が一致していることが耐震性を担保します。

どうしても1階のリビングを広くして、2階は小さくなりがちです、そうすると広いリビングの柱がない空間に2階の柱が載ることになりがち、もちろん梁で受けてはいますが、木材は繊維方向と直角な荷重には比較的弱いのです。

1階の大きな開口で建具のしまりが悪かったりするケースでは梁がたわんでいることが多いです。

 

柱の追加や壁の追加もお話ししました。

やるからには暮らし方を考えながら、その中で、できる限りのことを提案したいと思います。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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