特殊な素材の使い方

性能評価制度、住宅を客観的に数値で評価して性能を明記しよう。という施策です。

アーキクラフトでも評価のメインとなっている長期優良住宅の認定をほぼすべて取得しています。

長年評価システムに携わっている関係から、性能評価員という資格も持っていて、他の工務店や建築会社の長期や性能評価の図面審査から現場検査を行うことがあります。

最近は人手不足からか現場検査を依頼されることが多く、他の方の設計の現場などを見る機会も多くあります。

写真は屋根を支える大手工務店の母屋と棟木です。

集成材といいますが、こちらは薄い板を接着剤で何層も貼り合わせたもので、荷重をかける面を限定した材料です。

今までは捨てるしかなかった半端材も構造材として使えるようになりました。

ただし使う向きを間違えてはいけません、繊維に対して直角の方向はとても弱い、反面繊維と垂直方向は抜群の強さを誇ります。

横に揺られたらどうなのかという不安も個人的にはありますが、JAS取得し、強度が証明された材料です。

コストダウンのために使う場合やばらつきのない強度を求めて使う場合もあるでしょうが、強度に使用方法に特性がある素材は、自然素材と同じように使い方を間違えると機能を発揮できないばかりか、瑕疵となる可能性もあります。

しっかり検査しなければならない一評価員なのでした。


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