検査の仕事

今日は朝から検査の仕事

実は私は住宅性能評価機関の評価員という立場もありまして、性能評価を受けている現場に検査に行くことがあります。

性能評価とは・・・・と話し始めると長いのでまあ長期優良住宅の元々というか、住まいの性能を数値で評価しようという仕組みです。

あまり普及していませんが、

で写真は基礎工事に使う土台を固定するアンカーボルト

確認するのはJIS規格品であること、長さ、径ですね。

まあ今時わざわざ不良品を使う会社はありませんが検査項目です。

JISも最近怪しいところがありますが。こちらは刻印を信頼するしかないのです。微微妙に曲がっているのはなぜでしょうか?

私が仕事を初めたころはまっすぐでしたね。

≒15mmほどオフセットしているのですが、理由は基礎幅のセンターに配置する基礎の主筋(大事な鉄筋)との干渉を避けるためなんです。

アンカーボルトのボルト部分は土台のセンターに垂直で固定したい、でもまっすぐだと主筋に干渉して斜めになってしまいます。

昔は少しずらしてとか、適当に斜めで、なんていうのが当たり前でした。

今は基礎工事にも制度が求められています。

 

明日の見学会は雨だな~

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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