ここは台所、台所の天井は下屋根でこんな感じ 母屋・梁ともに丸太なんです。

ここは台所、台所の天井は下屋根でこんな感じ

母屋・梁ともに丸太なんです。

築年数は70年ぐらいとのことで、改築をご要望なのです。

 

東日本の震災後瓦がずれてから雨漏れが多数

住まいも大きすぎるので2階を一部減築したい

キッチンや浴室もレイアウトを替えたい

段差が激しいので平らにしたい。

化学物質は使いたくない。

 

化学物質使いたくないならこのままが一番なんですが、ほかの問題の解決にはならないですね。なんてお話ししながら予算聞きながら、古い家の中をうろうろうろうろと図面も無いのでとりあえずラフに実側してきました。

さてどうしたもんかな。

大体において基礎の無い建物なので(束建て)といい、建築基準法以前の建物なのでそこをどう整理するか、耐震性の確保が一番の悩み、できれば束建てのまま建物にやさしく納めたいところ、新たに基礎をつくるのはごく一部にしたいですよね。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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