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構造金物特集その二

金物特集

その二

 

ウォールコーナー

柱は一般的には土台や梁にホゾという仕口で組み合わされ簡単には外れないようになっていますが、大きな地震などでも外れないように金物を組み合わせます。

 

柱はその場所により加わる荷重が変わります。

沢山柱があるエリアでは1本あたりの荷重も軽くなり負担が減りますが、大きな空間で柱が少ない場合などはより大きな荷重を負担することになります。

また筋交いにより大きな地震荷重が伝達される柱はその地震力を受け止めるためにより耐力の高い金物で補強します。

 

このウォールコーナーという金物は専用ビスを使うことで15knの耐力があります。

15knは別の言い方をすれば≒1.5t。

車一台分ぐらいの重さには耐えるといいう金物です。

金物の中では体力が高い部類です。

 

注意点は専用ビスを使い、決められた本数を使うことです。

ビスは柱用と梁・土台用で違うので色分けされています。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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