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構造金物特集 その三

金物特集

 

その三

柱接合金物 スリムコーナー 5.1kn(≒500kg)の耐力

 

この金物も柱と梁や土台を固定する金物です。

柱が立つ場所、エリアによっては引き抜き荷重(地震力による)があまり加わらない場所があります。

場所場所により引く抜きの強度は違うので小さな金物で済む場合は、合理的に小さな金物を使います。

 

もちろん大きな金物を使うことで余裕も生まれますが、必要な体力は構造計算により求められるので大きな耐力の金物を使う意味もないのです。

この金物も専用ビスがあり、指定本数も守らなければなりません。

 

また、すべての柱に引き抜きの力が加わるわけではなく、柱本来の上からの荷重だけを負担するのであればこのような金物は必要ありません。

 

 

 

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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