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構造金物 その六

スクリューワッシャー

 

これは昔は無かった。

アンカーボルトと土台を締め付けるナットです。

昔は普通にナットをスプリングワッシャーをかませて止めていましたが、最近の根太レス工法(床根太を使わないで土台上直に床下地を張る工法)では土台より出っ張るのが不都合で、なら土台と面が合うように埋め込んでしまえという金物で、座金とナットが一体になったものです。

 

専用の工具が必要なのと、アンカーを設置するときに高さを注意しないとネジ山にかからないなどということになります。

 

近年では加工精度や基礎の施工精度が上がり、昔のように根太で高さ調節などしなくなりました。そしてより床剛性が取れる根太レス工法が主流になってきています。

 

 


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