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構造金物 その六

スクリューワッシャー

 

これは昔は無かった。

アンカーボルトと土台を締め付けるナットです。

昔は普通にナットをスプリングワッシャーをかませて止めていましたが、最近の根太レス工法(床根太を使わないで土台上直に床下地を張る工法)では土台より出っ張るのが不都合で、なら土台と面が合うように埋め込んでしまえという金物で、座金とナットが一体になったものです。

 

専用の工具が必要なのと、アンカーを設置するときに高さを注意しないとネジ山にかからないなどということになります。

 

近年では加工精度や基礎の施工精度が上がり、昔のように根太で高さ調節などしなくなりました。そしてより床剛性が取れる根太レス工法が主流になってきています。

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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