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構造金物特集 その八

金物ではありませんが、構造部材ということで

スペーサーブロック70mm

基礎の土間配筋、近年は建物の下すべてを基礎と考えるべた基礎が主流です。

柱の荷重を受けるだけの束建て基礎や土台の下だけに作る布基礎はほとんど見なくなりました。

べた基礎は沈下に対して安全マージンが見込まれるので地盤にかかわらず採用されています。しかしながら地盤の良いところでは布上の基礎でも強度を保つことは可能です。

 

でこのブロックの目的は土間の鉄筋を地面から浮かすこと。

ポリエチレンシートで湿気は遮断されていますが鉄筋が土間にくっついてしまうと予定している強度が出ないばかりか、錆による腐食が進行し強度が保てなくなります。

鉄筋は鉄なので空気と水分に触れれば錆びます。

錆びると膨張しコンクリートを破壊したり、クラックの原因となります。

コンクリートは強アルカリ性なので鉄筋がコンクリートの中にある限りは錆びることを防いでくれます。

土に接する部分は最低60mmのコンクリートの厚みが必要です。

コンクリートのアルカリ性も長い間には外側から中性化して行きますので中に鉄筋を隠すことは大事です

 

また引張力主に負担するため土間の下にくっついていてはその強度が生かされません。

そのような理由からこのようなスパーサーを介して鉄筋を浮かせるのです。

土についていたら絶対にダメ、やり直しです。

 


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