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杉戸昭和のお家改修

杉戸昭和のお家改修工事

地震対策と雨漏れ修繕の屋根工事

 

下地やコスト面からガルバの桟葺きとしました。

まだ桟の部分の施工が終わっていない状況です。

元は土葺きの瓦屋根

ちなみに重さを簡単に比較してみますね。

 

先ず素焼きの瓦が載っていました。

瓦≒2.6kg/枚  ≒18枚/㎡=47kg  ≒59枚/坪=153kg

土(粘土)≒24kg/㎡  ≒80kg/坪

なので1㎡あたり≒47+24=70kg  233kg/坪

屋根全体だとこの家の二階屋根は≒30坪なので30*233=6990kg

 

ちなみにガルバに替えると

0.35mmで≒7kg/㎡

桟が≒5kg/㎡として

なので1㎡あたり12kg/㎡  40kg/坪

屋根全体だと30坪として30*40=1200kg

6990/1200≒1/6となりました。

 

単純に固定荷重だけで考えるのであればそう困難な荷重ではないかもしれませんが、地震の時に、特に横揺れに関しては頭の重さが大きな問題になります。

頭を軽くする。

一番効果のある耐震対策なのです。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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