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木部 雨が当たるところと当たらないところの差

雨が当たるところと当たらないところの差

下屋根の下の縦張り板は杉です。

 

5年目の状態(無塗装)

いい感じで色が変わってきたと思うのです。

 

外構の縦柵は桧でアルミのフレームに取り付けています。

こちらも無塗装

ポストの下だけ雨が当たらないので木の色が違いますね

そうなのですこの変色の原因は雨なのです。紫外線ではありません。

もちろん紫外線でも変色はしていきますがグレーになるのは雨のせい

雨でリグニンという木繊維の中にある物質が流れ出してこのような色になります。

リグニン流失を押さえる塗料を塗ればある程度防げます。

でも塗り直しは必ず必要でそれでも一生持つ訳ではありません。

基本的に木を使う場合は雨掛かりは避けるのが賢明かと、

雨掛かりに使う場合は交換を考えたつくり方をしておきましょう。

グレーになってもまだまだ持ちます元気です。

 

下は新築時5年前です。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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