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ポリエステル断熱

床下断熱にポリエステル

ポリエステル断熱はペットボトルのリサイクルです。

化学的に安定したポリエステルは衣類にも古くから使われ、アレルギー反応が極めて低い素材です。

化学物質に過敏な方でもクリアーされることが多い素材です。

 

化学物質過敏とはいえ化学物質だからダメで自然素材なら大丈夫というようなことは無く、自然素材であっても揮発成分から使えないものや、自然素材だからこそ使われている防虫剤がダメであったりします。

例えば断熱材でいえばウール断熱は自然素材ですが虫よけにホウ酸が使われていたり、木の繊維の断熱材には繊維の繋ぎでオレフィン(石油由来)が使われていたりします。

一概にこれなら大丈夫というものが無く、反応しない可能性が高いものがあるということでその中で予算も含め使わないことも含め考えていくしかないですね。

 

悩ましいのは大体使える素材は普及品ではなくコストが高いということです。

今回も床板は当初はサワラで予定しましたがコストの関係で杉としました。

サワラのほうが当初から自然の揮発性成分や匂いも少なく安心できます。

杉は新しいほど揮発性成分が強いですが、時間とともに抜けるのも早くサワラと同じ程度に安定します。

施行中からさらしてできるだけ飛ばすようにして使います。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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