秋の林業ハイキング
史上最多20名のご参加をいただきました。
天気も良くて最高の山日和
場所は埼玉県ときがわ町のほぼ一番高い場所 堂平天文台の周辺林です。
今回からは自然林も交え、自然林と人工林の違いや、育林、伐採など林業家の話を聞きながら歩きました。
埼玉には意外に使える山林が多いのです。
埼玉の林業は飯能から始まり、現在の八高線沿いに北に普及し、小川町あたりまでが戦前からの林業地域です。
東京という大消費地を抱え、そこに供給するのに川の都合がよかったのが小川あたりまであったのだと思います。
寄居町や秩父が現在では林業が多く行われていますが、そこは陸路が整備された戦後の産業のようです。
地域材を使うということはエネルギーの観点からも、地域経済の観点からも道理にかなったことだと思うのです。
住まいをつくることに関しては小さな経済圏だけでことは足ります。
また幸いなことに優れた技能を持つ職人たちも埼玉にはたくさんいます。家づくりは
まずは地域の林業を知っていただくことからがスタートなのだと思います。
ちなみにこの場所からは天気がよければ東京湾を超えて房総半島まで確認できるんです。
次回は来春4.5月ごろに新緑の林業ハイキングを行います。
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