コンセプト

価値ある住まいを考えます。

「住まいは住む人の暮らしを支え、守り、育み、引き継がれるもの」

 

サスティナブルな考え方のもと自立循環型住まいを設計します。

 

光熱費の掛からない暮らしやすい住まいを、素材もつくり手もエネルギーも地域性を大切に小さな経済圏で成立させます。

 

性能でいえば「耐震等級3・断熱性能6≧「Ua値0.28≧・気密性能0.3≧」・エネルギー性能:ほぼ自給

 

 

5つの大切なこと

1:暮らしをデザインする。

アーキクラフトがつくろうとしているのは「建築物という箱」ではなくて「健康的な暮らし」です。

形に現れない「暮らし」という言葉ですが、普段の生活から趣味から子育てから、たくさんのお話をする中で少しずつその方の暮らしが見えてきます。

土地のありようを見ながらその暮らし方を落とし込んでいくとおのずと設計の基本である平面計画が出来上がってきます。

人の性格は顔に出るといわれるのと同じく、その方の「暮らし」が自然に姿かたちとなり建物の外観ともなるような仕事を心がけています。

 

 

 

2:将来の暮らしを考えます。

私たちは今、求める求め無いに関わらず、大きなエネルギーシフトの中に放り込まれてしまいました。これからの世代に残す価値のある住まいを考えていきます。

今の暮らしが整うことはもちろん、新築時にはすでに20年後.30年後の暮らしをイメージしていきます。

セカンドステージに向けてこの住まいが十分に役に立たなければなりません。

安価で簡便なものが優先されがちな家づくりですが、手をかけ素材を選び、つくり手と住む方の関係性を重視した家づくりをすることで経年価値の高まる住まいを目指します。

次の世代への引継ぎ、売却、賃貸、資産価値が減らない、経年変化が劣化にならないつくり方で将来の暮らしに寄与することを目指します。


3:きちんとした素材

健康的な生活がおくれることはもちろん、より活力あふれる人生が送れるように、つくる側で大切なことは、きちんとしたものを提供することだと考えています。

 

素材を吟味し、手間をかけ、家づくりから健康的な暮らしにつながることを目指しています。化学物質過敏症やシックハウスは子供たちの健康に大きな影響を及ぼします。

 

生態系の中の素材、昔からつかわれてきた安心できる素材を使いたいと考えています。

自然素材で家をつくるということは住まう家族のくらしの環境が整うこと以外に地域の環境を守ることにつながります。

 

また素材は自然循環系の中にあるものとすることで悩むほどの選択肢もなくなり、昔からのこなれた素材を丁寧に使うことで経年価値も高まります。

時間や費用を鑑みながら現実的素材の選択をしてまいります。

4:シンプルであることに努めます。

住まいとは、住まう人の価値観や、趣向性を外に向かって強く主張するものではなく、住まう人の精神、夢、価値観などが微かに散りばめられ、雨露を防ぐ現実的な役目とともに存在するものであると考えます。

 

足すより引く、過剰に設備に頼る暮らし方の提案は致しません。

建物は基本性能を上げることでメンテナンスも楽になります。

 

シンプルであるということはチープやミニマムとは違い、より暮らしの質を高めることにつながると考えています。

 

シンプルを心がけると素材や技術が生きてきます。

和風洋風何々風というカテゴリーではなくシンプルを心がけると住む人の個性が現れるとともに引き継ぐ人の抵抗感もなくなります。 

 


5:自立循環型住まいを実現

住まいを建てるその土地をよく吟味し、その土地に相応しい建て方を考えていきます。

 

日の当たり方、風の抜け方など、設備に頼る家のつくり方が普及したおかげで昔からの工夫が忘れられています。

 

エアコンや暖房器具は無くてはならない設備ですが、昔からの工夫(建物の向きや開口の取り方、庇の出)に間違いはないのです。

そのような工夫にはほんの僅かかもしれませんが自然の快適さがあります。

 その上で高い断熱性と気密性をベースにエネルギー自給しながら自立循環型の住まいを提供いたします

 

 


仕事な流れ

 

先ずは事例集をご依頼ください。

近年の竣工事例から設計費用のお話まで掲載しています。

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関連コラムですご覧ください。

 

★ 自然素材の優先順位コラム

★ 古びるということ

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