キッチンに溶け込むダイニング

キッチンの必要サイズを考える。

スタンダードなI型2550キッチン

 誰しも十分な広さのあるリビングが取れればそれに越したことはありませんが、予算上の制約や、敷地の制約、全体のバランスなどで理想の広さが得られないことが現実です。
単身世帯でもない限りキッチンには最低限必要なサイズがあります。
 

 4人家族であればストレートタイプではI型2550が使いやすいサイズです。

作業スペースや食器棚や冷蔵庫、家電スペースを考えると3.5畳が最低必要でできればそれ以上ということになります。
 それらを確保したえでダイニングとリビングにスペースが取れるか、基本的にどうしても必要になるスペースから割り振っていくとリビングスペースが必然的に後回しになります。


LDK15畳のキッチンレイアウト

 では実際に小さめ15畳のLDKで考えてみましょう。
イラストは両方ともキッチンを入れて15畳のスペースです。

右側は15畳のスペースにI型2550キッチンレイアウトです。キッチンスペースで3.5条使っています。
 カウンターを取りダイニングテーブルが普通は4人家族だとL=1.5m程度が置かれます。
L=1.5mのテーブルを置いてしまうとリビングの奥行きは残り1.5mほど、これではソファーを置きたいう希望があってもあきらめざる負えません。
 このような場合はテーブルを大きくしてダイニングテーブルというよりはリビングテーブルがお勧め、大きなテーブルは多機能になりご飯を食べていながら、TVを見たり新聞を読んだり、家族みんなで使えます。
床に掘りこんで座卓形式でくつろげるタイプもいいですね。

 

参考大きな堀座卓で暮らす。市ノ川の家


キッチンにダイニングが溶け込む

 また、リビングスペースにソファーが置ける程の広さを確保したい場合は少々工夫が必要です。
イラスト左がソファーが置けるように配慮したキッチンとダイニングのレイアウトです。
ダイニングスペースが大幅に省スペース化が可能で、十分な広さがリビングとして確保できます。

キッチンは普通I型ストレートという普通の考えを捨ててみると状況は全く変わります。
シンクのあるキッチンとテーブルを一体化させたキッチンにダイニングが溶け込んだ使い方です。このタイプはメーカーに既製品タイプ無いかあるとしても割高になるので現場造作のキッチンをお勧めします。

 もう一つアドバイス
キッチンの作業スペースやダイニングテーブルの幅など、スペースが限られているときにはその必要幅を見直し、1cm単位で調整してみることも大切です。
二人で立つのか、ほぼ一人で立つのか、すれ違う頻度は?買い換えたときの冷蔵庫の奥行きは大丈夫か?
などなど見直してみると余裕が生まれたりすることがあります。
「ふつうこんなもの」という感覚ではなくて「あなただけのサイズ、あなただけの間取り」を実現してください。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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