トイレは広く明るく 住まいの間取り

トイレ壁はアルカリ性がお勧め
トイレ壁はアルカリ性がお勧め

トイレ、間取りで注意すること

 住まいの間取りを考えるときにトイレはどうしても後回しにされがちですが、一番大切なことは窓があること、マンションのように外部に面する壁が少ない場合は致し方ありませんが、戸建て住宅であれば外部に面する壁は4面あります、必ず外部に面

し、窓が取れる場所にレイアウトしましょう。

 

衛生的に、健康的に、考えたときに窓は大切です、換気扇と照明だけに頼らなければいけない位置にトイレをつくるべきではありません。

 

 また、北側の階段の下とか余った場所に押しこまれるのがほとんどですが、注意したいのは食事をするダイニング、調理をするキッチンから見えないようにすることです。

 

 今のトイレは臭気も出にくく、衛生的になりました、「厠」という言葉があります。

調べてみると母屋の外に設けられるもので「側屋」と呼ばれたという理由もあるようです。

 

 不浄の場所であり母屋の中にはつくりませんでしたが、「お手洗い」と呼ばれるようになったころから水洗となり、換気扇が付き、家の中に迎えられるようになりました。今では広くゆったりと落ち着く「部屋」として設計されることもあります。

 

 このように衛生的になり環境が良くなったトイレですが、そうはいっても食事の場所からは離したいものです。

 

食事中に水洗の音が聞こえるのもどうかと思いますし、来客のときは特に気になります。

 

 出来るだけダイニングからキッチン、リビングからは離して設けたいところです。やむをえず隣接する場合でも音が漏れないような遮音の工夫をお勧めします。


トイレ壁はアルカリ性がお勧め
トイレ壁はアルカリ性がお勧め

化粧室としても考える。

どうしてもスペースが限られてしまうトイレですが、少しの工夫で快適な空間にすることはできます。

 

 トイレを「化粧室」と呼ぶ場合があります。

「トイレ」と「化粧室」何が違うのでしょうか、明確な規定などはありませんが、化粧室と呼ばれるトイレ空間のイメージは、洗面(手洗い)があり鏡があり、文字通り、身だしなみを整えることが出来る空間です。

 

 身だしなみを整える空間の最低限の大きさは、90cm真四角、試着室のサイズが大体このサイズです。

トイレは少なくとも90cm×120cmはあります。

 

 つまり立上れば、化粧室としてのサイズはすでにそこにあるわけですから、プラスしたいのは手洗いスペースと小さなカウンター、鏡はスペースを取りません。

 

ちょっとした工夫でトイレは化粧室となります。

 

 洗面所は洗濯機とセットで浴室の隣にあることが多いです。いつも片づいているとは限りませんね、急な来客やお友達が来たときも、トイレにちゃんと手が洗えるサイズの手洗いがあれば、洗面所ではなくトイレを案内することもできます。

 

 トイレは長居する場所ではありませんが、みんなが使い、利用頻度が高い空間です。

緒とした工夫で用を足すだけの空間ではなくなります。

「暗い狭い」から「明るく広い」へ意識を変えていきましょう。

 

もう一つ大切なことがあります。

最近は便器の機能で消臭してくれるシステムがありますが、それはそれとして必ず換気扇は付けましょう。

トイレの換気扇は臭気除去だけが目的ではなく、空気を入れ替えカビなどを防ぐ目的があります、狭い空間で水が常にあります、換気が悪いとカビの発生につながります。

ドアや引き戸にガラリをつけたり、通気スリットを入れたりして、自然に空気が入れ替わるようにしましょう、この時に換気扇は24時間稼働が原則です。

あまり窓も開けることのいないトイレですから24時間可動の換気は大切です。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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