電気設備で気を付けたいこと 01  2013.5.17

電気設備で気を付けたいこと 01

 

新築なのにタコ足配線はよくないよね。

 

改めて家の中の配線やコンセントを考えてみると本当にたくさんの電気設備があることに気が付き電気に囲まれて暮らしているのだと感じます。

新築早々タコ足配線は避けたいですね。

 

タコ足配線は配線が複数床を這い、怪我の危険があるばかりか、テーブルタップの定格を超え安易に使用すると加熱により発火する可能性があります。

また、掃除がしにくく静電気により埃を呼び、漏電を起こす可能性も高くなります。

さらに通常市販されているテーブルタップの寿命は3年から5年と言われ、長期間使用するとやはり発火や漏電の可能性が高まります。

 

それぞれのコンセントの使用頻度、同時使用の頻度などを設計者や電気事業者と計画を立てましょう。

 

基本的な暮らし方の計画がまとまれば、電気容量の大きな設備を専用配線にしたり、使用形態を考えて経路を分けたりまとめたりは、特に注文を付けなくても電気業者と設計の責任において通常は問題なく処置されます。

 

気を付けなくてはいけないのは、暮らし方を想定し、「どこにどれだけの電気設備を置き、どう使うのか、そのためにコンセントはどこにいくつ必要なのか、同時使用の頻度は」これが一番大切です。

 

どこで何を使うのかが判れば電気業者、設計者は使用量を判断し、専用配線で行くのか、どう経路分けするのかの判断が付きます。

 

 

インターネットラン配線など 

 

最近悩ましいのがインターネットの配線やケーブルTVの配線です。

インターネットは最近では無線ランやワイファイなどが増えてきましたが、今だに有線ランを希望される方も多くいますが、どこにどう配線するのか決まらないケースがよくあります。

 

ケーブルTVにするかアンテナにするかもなかなか決まらない場合があります。

またケーブルTVと決まっても場所によっては複数のケーブル会社が有り、引き渡しの段階ではまだ決めかねているケースも見受けられます。

 

完成した後で壁の中を新たに配線することはできません。

そのために必要になりそうな場所にはあらかじめCD管又はPF管と言って空のチューブ(蛇腹ホースのようなもの)を通しておくことが重要です。CD管さえあればあとからその中に配線を通すことが出来ます。

(CD管とはPF管の用途は同じで、より燃えにくいのがPF管です。)

 

またCD管の取り出しを付けたところには必ずコンセントも付けておきましょう。

TVアンテナは繋げてもコンセントが無いとTVは見ることができないですからね。

 

 計画段階で決めきれない場合や、将来の暮らしの変化が予想される場合はCD管などを配管しておくと、暮らしの変化に対応しやすくなるのでお勧めしています。

 

 

歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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