珪藻土は本当に安全な健康壁材料か?
 
単細胞の植物性プランクトン、珪藻の化石です。
珪藻土の特徴

 

 

 

 

1. 火に大変強い土です。(家の耐火性には関係ありません)

2. 木炭の5千から6千倍の超多孔・超微細構造を持つ軽い土です。

3. 旺盛な吸・放湿性(呼吸性)を持ちます

4. 消臭・結露防止・マイナスイオン効果等も語られています。

5. 珪藻土それ自体では固まらない。

 

 それ自体では固まらないため、壁塗り材として機能させるため必ず添加物が入っています。
固化材として消石灰やセメント、色付けは一部を除き自然の土が使われているようです。
施工性を向上させるための増粘剤や糊が入っています。

 

 下地材への長期的な接着安定性のための樹脂も入っています。
他にすさ、つのまた、メーカーによっては細骨材なども入っています。

樹脂が一切入っていない商品もあるようです。

 

 成分表を公表しているのは調べた限りここだけのようです。
㈱サメジマ
今後使う場合には成分表をお願いしてみようと思っています。

 

 成分は主材に珪藻土、色付けに火山灰、色土、顔料、粘土
作業性向上に、軽量骨材、セルロースファイバー、メチルセルロース、糊などです。
株サメジマでは珪藻土の配合量も公表しており、珪藻土の配合割合と吸放湿性能が比例関係にあるのがよくわかる。

 

 おそらく配合割合によってテクスチャーが変わり、施工性も変わると思われる。
ホームセンターなどで(誰でも手軽の塗れる)などの商品ではかなり施工性向上のための添加剤が加えられていると思われる。

 

 この業界では糊の中身は多種多様であり、漢字ほど簡単なものではないのが常識。

また、旺盛な吸・放湿性(呼吸性)が健康壁材と言われる所以ではあるが、珪藻土の配合割合が公表されていない現状では実際どのくらいの性能があるのかユーザーにわからない。

 

何故各メーカは長所のアピールだけでなく積極的にHP等で成分、組成を公表しないのだろうか。
しにくい事情でもあるのか疑ってしまう。

 

もちろん全てのメーカーが疑わしいのではありません。

 

いい素材なのだから納得して使いたいし、成分は知らなくてはならないのだ。

と言うことです。

歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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