リノベーションで注意するポイント 

築28年の建物を暮らしに合わせリノベーション

温熱改修から耐震改修、間取りの変更から設備の更新

川島の家

猫道

 

べニアとビニールクロスだらけだった家が自然素材でリニューアルできました。

在来木造の特質を生かして自然素材でリノベ―ション

 

漆喰の壁に和紙の天井

床は桧と杉の板

自然素材の内装は明るいのです。

 


中古購入×リノベーション

 

物件を決める際に注意するポイント

 

 中古住宅を購入しリノベーション

これからはストック住宅の有効利用も確かに進んでいくと思います。

だんだん質の良い中古住宅が流通するようになってきました。

 

新築を購入する(建てる)より割安で希望の住まいが手に入る可能性が高まります。

ではリノベーションするに当たって中古住宅を選定するときのポイントをお話しします。

古民家などはまた別の話として一般的に流通している中古住宅についてお話しします。

 

ポイント1

 

建物の構造種別で考える。

 

住宅の構造は在来木造、2×4、鉄骨、コンクリートと構造に違いがありますが改造するにあたり圧倒的に有利なのが在来工法の建物です。

 

 2×4住宅はべニアによる壁で成立していますので、まず撤去できる壁が確実に少なく、間取りの可変性に制限が掛かります。また新築時の図面が無いと撤去できる壁できない壁の判定が困難です。さらに2×4は在来の大工さんでは不慣れなことが多く依頼先選びで苦労してしまいます。

 

 また壁を構成するべニアを全て撤去することは現実的にできないため、既存の古いべニアの耐久性で今後の建物の寿命が決まってしまいます。

壁で成立している弱点です。

 

 在来工法は柱と梁で構成られているため新たに耐力壁を設置することを前提に柱、梁だけを残しスケルトンにしてしまう、極端な話すべての壁を撤去することもできます。

 

 また、柱さえ梁の補強で撤去することも部分的には可能なので、暮らしに合わせた間取りの変更という新しい価値観を求めるリノべーションとすることが可能です。

工事においても街場の大工さんであれば大概抵抗なく施工できるのが在来工法の利点です。

 

 新築時の図面が有るに越したことはありませんが仮になくても、的確な補強計画耐震計画を立てることが出来ます。

 

 戸建て住宅の場合は鉄骨や軽量鉄骨はほとんどハウスメーカーやプレハブ住宅と言われるもので、後から構造を解析することが難しく、仮にやるのであれば新築時のメーカーを探し出し、メーカーに依頼することが前提となります。

 

 物件数は少なくなりますが、コンクリート住宅の場合もラーメン構造と壁構造がありますが、在来木造と同じく壁が撤去できるラーメン構造が自由度が高くリノベーションには適しています。

リノベーションとは間取りから又は用途から大幅に変え、建物の価値観さえも変えてしまうような場合に使う言葉で、単に模様替えや設備の更新のリフォームとは違います。

 

リフォーム的な改装であるならば構造は特に気にすることはありません。

間取りからのリノベーションでは建物を決める際にしっかりとした専門家に相談してから決めましょう。

 

 


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歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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