川越市 60からは平屋で暮らすプロジェクト2022.10~

川越市で60歳からの家づくりです。

2022.10.07 雨の地鎮祭でした。

雨の地鎮祭は縁起が良いのです、雨降って地固まります。

 

ご依頼者様は建築構造の専門家ですが建築も幅が広く、普段やりなれない木造は不慣れとのことでご依頼をいただき、一緒に進めていく感じです。

 

60からの住まいは近年ご依頼を受けるとこが多くなりました。

自分が歳をとったということもあるとは思いますが、まだまだ元気な方が多いなと思います。

考えてみれば85まで元気ならまだ25年もありますからね。

 

 


6.21 竣工委写真を撮りました。

外構工事や植栽工事などまだやることは残っていますが、一区切りとして竣工写真をました。

屋根はガルバリウム鋼板の平葺きです。

壁はラップサイディングに腰下が左官かきおとし仕上げです。

内部は左官漆喰と板張り、天井に和紙を張っています。

 

ラップサイディングは東レの窯業系既製品です。

ここ20年で初めての窯業系ですがこれが意外に左官壁といい感じになりました。

かきおとしはどうしても和のイメージになりがちですが、和でも洋でもないいい感じに仕上がったと思います。

これは収穫です。

 

完成写真は後日ギャラリーにUPいたします。


6.09 本当に最後は建具と照明器具仕事です。

建具が入り、照明器具がつきました。

クリーニングしてオイル塗ったら建物は完成です。

杉の建具は漆喰や和紙の内装によく合います。

また見た目も優しく好きな建具素材です。

 

床の広さはやはり床の面積だけではなく、空間の広がりの感じ方なのだなと改めて感じています。


最後の方の仕事 左官の内装仕上げ仕事です。 6.03

さて残すは左官仕事と建具取り付けのみとなりました。

壁は漆喰となります。

すこし珪砂を多めにお入れてもらいザラッとして質感にするために配合を調整してもらっています。

同じ漆喰でも配合の違いや鏝の違いで表情が変わります。

また、顔料を入れることで着色もできます。

 

昔から使われてきた素材に間違いはありません、強アルカリでカビを寄せ付けず、静電気も起きにくいので埃も付きにくい優れた内装仕上げ材です。

もっと簡易手にに使える既製品調合済み漆喰でローラーで簡単に施工できるタイプも市販されています。

漆喰いい素材ですぜひ使いましょう。

 


2023.0428 だいぶ進みました。足場がとれて腰壁左官の掻き落とし

私としては初めてのラップサイディング、そもそも窯業系サイディング自体ずいぶんと久しぶりですが、なかなかいい感じかなと思います。

サイディングに掻き落としとはまずらしい組み合わせですがなかなかいいんです。

 

普通は和風仕上げといわれる掻き落としですが白の顔料で豆砂利を多く入れてもらい、品の良い洗い出しになると狙っています。

左官はいつもの発地左官さん

ありがとうございます。

 

 


2023.0124 上棟日

上棟しました。

寒い日になりましたが天気も良く最高の上棟日となりました。

木材はほぼすべて埼玉県ときがわ町周辺で揃えました。

下の写真の面がある梁は太鼓梁と呼ばれ、両サイドのみ製材し上下は自然の面のまま仕上げています。

このような素材はプレカットになじまないので大工さんの手仕事になります。

美しく組みあがりました。

皆様ご苦労様でした。


2023.0118 上棟準備 床下地完了

地鎮祭以降時間が空いてしまいましたが基礎工事も完了し上棟準備も完了しました。

21日に上棟予定です。

 

写真は床下地の完了状況です。

ひと時代前は根太床が主流で1階の床は上棟後屋根が完了してから施工しましたが、昨今はプラットフォーム工法後が主流で、先に床下地まで完了させ、雨養生までしてから骨組みを組み立てます。

 

理由は床のつくり方が変わり根太を無くし、構造用合板を敷き詰め床下地とすることで施工性の向上が図れます。

もちろん今まで通りの根太工法も健在です。

工期や床のつくり方等いろいろ考えて施工方法は選択することになります。


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