川島町の2世帯住宅 北園部の家

川島町で2世帯住宅が始まりました。

 古い農家さんの建て替え、とはいえ施主は農家を継いでいません。

別に暮らしていましたが、高齢なご両親の心配もあり、同居となりました。

 

古い納屋や農機具置き場、物置など整理しなければならない建物が複数あります。

母屋は昭和の建物で平屋ですが増築を繰り返してきました、2世帯の生活を引き受けるには少々無理があり、建て替えとなりました。

 

ご両親お二人と施主家族4人の暮らしを包む住まいです。

生活時間帯の違いを配慮しながらも両世帯の暮らしが自然につながる間取りを考えていきます。

 


1.15 仮設工事 仮住い

街場では工事期間中アパートなどに仮住いが一般的ですが、農家さんの発想は違います。

敷地内で済ませます。

 

農業用倉庫、コメの乾燥機置き場を改装し仮住まいです。

仮とは言え、風呂トイレキッチンも当然必要です。

キッチンは解体するものを取り付けますが、風呂はそうもいかず賃貸用の安価なものですが新品を設置しました。

一通り電気も給排水も必要ですが幸いなことに農業用倉庫なので電気は引き込まれていました。

いろいろと懐が深い農家の暮らしです。

 

断熱材も床、壁、天井に入れました。

たぶん今までの母屋より暖かいんじゃないかな・・・


1.12 許認可と工事契約

開発許可から確認許可まで完了し、工事契約も整いました。

 

許認可には正直時間がかかりました、まず広い敷地の農家ですので母屋のほかにかつての豚舎いまま物置から始まり、木造平屋の物置が2棟に木造の農業用倉庫(米の乾燥機置き場)も2棟、先々代からの納屋にトラクターの車庫などなど

 

敷地はひとつなのでどこに何があり、

その面積は?

構造は?

全体の容積率は?

建蔽率は?

排水放流の許可は?

接道条件は?などなどすべて整理しなければなりません。

 

建築確認より前段階の方が大変でしたが全てクリアーとなり工事契約も整いました。

 

仮住まいは農業用倉庫を改装しています。


11.28 地盤調査

スウェーデン式による地盤調査とハンドオーガーによる土質サンプルを採取しました。

サンプルは左上から25cm刻、右下が2.0m地点の土質です。

水分を多く含んだ粘土質

地下水位も2.0mほどで確認できました。

 

予想していましたが、この時期で地盤面下2.0mが水位とは高いです、浄化槽掘るだけで水が出てきそうです。浄化槽などは水位が高いと浮力で浮いてきてしまうこともあるので注意が必要です。

 

調査結果と考察はまだ出ていませんが改良の覚悟はできました。


11.27 伐採見学会で柱を調達

伐採しました。

伐採現場見学会で和室の角に使う8寸角の柱にする予定です。

 

伐採場所はときがわ町の山林 街から一番近い林業地ではないでしょ言うか。

自然素材とはいえ住まいに使われる素材はほぼすべて人の手がかかわっています。

この杉も90年ほど前にいつか使われることを考え誰かが植えてくれてものです。

地域材を使うということは里山の先人とつながることでもあるんですね。

誰かが植えた。ということに感謝しながら使いたいと思います。

 

 子供たちもこの体験を覚えていてくれればきっとお家が好きになる。

大工さんや工務店、設計が100年持つと言おうが、どんなにしっかり造ろうが子供たちに愛されなければ30年で壊される。

耐久性のあるハードはとても大事、でもそれだけでは世代は引き継ぐことはできない。

そこを考えていくことが大事なのです。

 

イベントのご報告

 


11.16 排水放流許可など許認可動き出しました。

川島町 北園部の家

古い農家さんです。

2世帯住宅でほぼ間取りも確定、今日は許認可に向けて排水放流の同意書などを提出しました。

 

水路放流ですが水路は農業用水路としても使われているため水路整備や管理は土地改良区という部署の同意を得なければなりません。

同意を得たうえで次は河川課の水路占用許可を受けます。

さらにそれをもって都市計画課で適合証明を申請します。

そして適合証明が取得出来たら建築確認申請が提出できます。

 

どうも接道に関しても水路占用許可を取り直さなければいけないかもしれない。

何せ古い土地なので現状で使っている分には何も問題ありませんが、改めて許認可となるといろいろ整理しなくてはいけないのです。

年内確認厳しいかも知っれない。

 

写真は解体予定の納屋です。

明治ごろだろうとのことでいつ建ったのか不明です。

板金屋根の下は藁ぶきです。


7.22 スケール模型で確認

ラフな1/100程度のスケール模型です。

シンプルに切妻屋根で行こうと思います。半分から右平屋の部分が主にご両親のエリア、二階建ての左半分が主に建て主さん世帯の4人が暮らします。

 

6人家族 約54坪の住まいです。

 

パッシブな仕掛けとしては塔屋をつくり、南の1階から入った風を北へ抜きまし。

主に夏の過ごしやすさを考えた仕掛けです。

 


2016.6 プランニングの時間です。

 

 住まいの間取りとは限られた面積をどのように有効に使うかを考えることでもあります。

ちょっとしたレイアウトの変更で使い勝手は変わります。

設備の選定を考えるも前に、内装仕上げをイメージする前に暮らし方をイメージしなければなりません、さらに言えば、10年後、20年後、世代が代わったときにどう使い、どう直していくのか、暮らしの変化は必ずおとづれることです、その時に壊さず使い続けられるストレスなく暮らせることを考えていきましょう。

  

 

2世帯住宅で気を付けなければいけないのは生活音です。

年代により生活サイクルは違うのが普通です、起きる時間寝る時間が違えば隣の音、上下の気配は気になるもの、閉じるところは閉じ、開けるところ開ける、共有するのかしないのかよくよく考えて行きましょう。

 

 


2016.6 ご訪問とお出迎えの猫

しっとりとした梅雨の川島町

水路のハスが元気です。

 

猫も迎えてくれる古い納屋、のある農家さんでお仕事が始まります。

明治でしょか?施主もじいさんの子供のころにはすでにあったらしいということしかわからないと。

 

古いものが大好きな私の興味はこの納屋に釘づけとなりました。

 


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