きれいな空気の家とは

先日「きれいな空気の家に住みたい」というコメント付きで事例集の請求を頂いた。

 

で改めて「きれいな空気の家とは」

 

空気は窓を開ければ、特に風向に倣い対面の窓を開け放てば家の中の空気は入れ替わる。

共働きであったり、空調設備の充実であったり、暮らしや設備の関係で窓を開ける機会は少なくなっています。空調に関しては窓を開けないほうが省エネだったりしてしまいます。

閉めきった室内の空気は部屋に使われている素材の影響を受けます。

特に新築や築年数の浅い住まいでは注意が必要です。F4であるとか規制物質を使っていない建材を使用するのは当たり前ですが、規制されているのはごく一部の化学物質のみ、また家庭の中には芳香剤や防かび剤、難燃剤などいたるところに使われています。

暮らし方を見直すのも必要ですが建物の素材で考えるときに大切なのは「素材を確認すること」自分お家には何が使われているのかに興味を持ち、確認すること。

不安のあるジャンク建材は使わない事、新建材と呼ばれる物よりは自然素材の方が安心、でも自然素材だからといって合わない人もいるので実物の匂いを嗅いだり、違和感が無いか確認することです。

 

まずは床から

肌に接し、寝転び、呼吸器に近く(特に子供)揮発性物質は下から上に上がる傾向からも床には特に注意が必要です。

また防蟻剤にも注意しましょう。

強い薬剤は使わない、できれば自然素材系を使う、または使わない、ことがきれいな空気の家にするコツです。

 

1階の場合は床下の合板も出来れば使わないことがお勧めです。

2階は床剛性の関係で使わければならない場合がありますが1階であれば合板を使わなくとも必要強度は出せます。

合板は木のように見えますがほぼ接着剤の塊なのです。

 

床から室内環境は考えていきましょう。

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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