平林寺の気になるパーツ

欅の濡れ縁 約45mm

面白いことに気裏木表を交互に敷いている。

なぜでしょうか?

疑問です。

 

交互に見えたけど帰ってから気が付いたのはもしかしたら表裏は関係なくて柾目が上に来るようにしているのかもしれない。

それがたまたま交互に見えたのかもしれません。???

 

濡れ縁の興味深い見方がまた私の前に現れたのでした。

小松石の束基礎石

小松石は箱根の石で現在ではほぼ採掘できないとてもとても貴重な石なのです。

斜めに入っている敷石も小松石ということでした。

 

台座と束(丸い部分)は一体で加工されたもので、地中部分の方が圧倒的に大きいそうです。

 

また敷石も下部は角錐状に加工してあり、一枚でも一人では持ち上がらないということです。

もんに対して斜めに敷いているのは禅宗のカタチらしいです。

 

これらは全て江戸時代に岩槻からここ新座に松平綱信によって移築されたものです。

 

3.11の地震で束石と柱がずれてしまい、ここで全て修復が終わりました。

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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