古民家改修の相談事 小川町

築118年 ちゃんと建築年代がわかっているのにも感心するぐらいの時代

118年前は知べてみると明治32年となる。

明治32年を調べてみると勝海舟死去

東京大阪神戸間電話開通

東京初ビアホール新橋にオープンなど

時代を見てきましたね。

 

知り合いのコンサルタントさんが改築中の現場から相談を受け小川町へ

写真は新建材で覆われていた壁天井を撤去したところ。

煤でいぶされた真っ黒な土壁とケヤキの柱、地松の梁が表れていた。

表面をはがしてみたら、幾度かの改築で重要な梁が一部撤去されておりさてどう修復するか、梁を入れなおすべきかそれとも・・・などなどの相談です。

地元の食材をつかったオープンキッチンのレストランを4月に開業予定とのこと。

 

本体の素材は今の時代では望むべくもない素材ですが、中も外もいわゆる新建材に覆われています。

ぜひ素材を生かしてほしいですね。

どのように生まれ変わるのか楽しみです。

小川町の駅から歩いていける場所です。

 

 

 


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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