佐久平の木下建工様
木下建工 –PHI Low Energy Building 認証の取得について – 木下建工
ローエナジービルディング
見学させていただきました。
社業は土木建築物のインフラ整備の会社です。
VISION「循環型社会を実現する」ため、本社における業務(設計・施工管理・営業・総務)での温室効果ガス排出をゼロとする。
2020年に竣工され、パッシブハウス基準を視野に木造超高断熱高気密の新本社を建設されました。
2021年より使用エネルギー量を測定し、使用エネルギー量と再生可能エネルギーをリアルタイムで表示可能な装置を構築、測定し、本社業務でのカーボンネガティブを達成されています。
実際に業務は再生可能エネルギーで賄われ、電力消費量が発電量を下回る環境を見せていただきました。
生み出された余剰電力は複数台のポータブル発電機と社用車のリーフに充電されていきます。
インフラ整備をメインとする会社であるからこそ、災害に強い建物を目指しというコンセプトから災害時の自立性・事業継続性にこだわっておられました。
断熱気密・太陽光発電など建物ハードに関しては十分理解することができますが、電気回路設計など汎用部品を使いながらコストを抑えたエネルギー測定手法や、CO2・VOCをリアルタイムでとらえデマンド3種換気により制御する手法など説明を受けながらもよくわかりませんでした。
日本初の構成とのことでした。
そのおかげで超高気密でありながらCO2濃度による思考能力低下を防ぎ、快適な執務空間になっているということでした。
勉強しないといけません。
また、構造は地域の工務店が施工した木造の美しい建物で、構造材から内装材に至るまでほぼ国産材を使用し、人工林資源の活用にも目を向けていらっしゃいました。
数値でいうところのUa値は0.24~0.28 C値は0.3程度ですが、Ua値を重視するのではなく、エネルギー消費と発電のバランスを突き詰めたとのこと。
アーキクラフトでも小川町のエコファクトリーや武蔵ワイナリーではほぼエネルギーを自給する設計をした来ましたが、反省するのはもっと断熱性能をあがていけばエネルギー消費を減らすことが可能だったということ、太陽光パネル
建ててしまってから申し訳ないことですが、設計の認識で差が出てしまったと反省した、見学でした。
木材においては国もカーボンオフセットに向けて住宅以外の中大規模建物にも国産材の使用を呼び掛けてはいるけれど、それで終わっていては片手落ちだ。
国産材使用は最初の第一歩であり基本ではあるけれど、そのベースの上でエネルギーをどう考えるのか、地域循環をどう考えるのかなど課題は多い。
快適性を高めながら断熱気密でエネルギーロスを可能か限り抑え、かつ発電する工夫をしていかなければいけない。
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