家づくり どこに依頼する01 ハウスメーカーの場合

家づくり どこに依頼する?01 

 

大きく分けて家づくりのパートナーは3つあります。

 

ひとつは、ハウスメーカー

ひとつは、工務店

ひとつは、設計事務所

 

住まいをつくることを目的としていながらもそれぞれ仕事の進め方に違いがあります。

ハウスメーカーや工務店は積極的な営業展開や展示場、CMなどでイメージもつかみやすくなっていますが、設計事務所に依頼する住まいづくりはイメージ出来ないという方は多いと思います。


会社の規模や商品展開のより多くの顧客層に間口の広い対応が出来るのがハウスメーカーや大手の工務店です。

それとは逆に組織的にも小さく、そのため間口が狭く特定のユーザーを対象に住まいをつくるのが個人工務店や設計事務所のスタイルと言えると思います。


それぞれの特徴を理解して自分たちのパートナーはどこがいいのか考えて、楽しく家づくりをしていただきたいと思います。

 


ハウスメーカーの場合

 

 CMなどでハウスメーカーの家はイメーゾしやすいと思います。

 

メリット

 大きな特徴としては、企業規模としての安心感がありますね。

また、不特定多数の方に満足していただけることを重要なポイントにしていますので、ある程度品質の高いものがバランスよくまとめられています。

 

 建物を商品として位置付けているので、標準仕様など定価として価格がはっきりしています。

また、住宅展示場で実物に近い建物を観ることができます。

 

顧客層を良く分析し、各世帯に好まれる商品をあらかじめ用意していることが多く

商品を選び易いように様々な工夫をしています。

 

 品質やアフターについてもマニュアルや管理体制があり、安心につながります。

 

デメリット

 不特定多数の方々に満足いただけることが商品を売るポイントなのでオリジナリティーに乏しい。

また、標準設定を外れると割高な価格になりやすい。

 

 アフターサービスなどにも定期的な費用負担が多く発生することが多い。

会社は存続していても担当部署や個人は入れ替わりが多く、人を信頼した家づくりは不可能等が挙げられます。

 

 CMや展示場展開に多くの宣伝費がかけられるため建物価格が押し上げられてしまう。等が挙げられます。


ハウスメーカの住まいはどのような方に向いているのでしょうか。

 

1:どちらかというと物事を自分で決めるのが苦手な方

(自分で判断しなくても、ある程度の品質の者が商品としてすでに用意してあります。あとは選択肢の中から選べば納得の住まいが出来上がります。)

 

2:大手企業としての安心感がほしい方

(企業価値が高いほどメリットがあります。株価でどこのハウスメーカにするか判断する方もいるぐらいです。)

 

3:完成した家のイメージを先に確認したい方

(そのために展示場を展開していますので素材や形などおおよそのイメージは直ぐに把握できます。)

 

4:忙しく、家づくりをじっくり考えている時間が無い方

(どこのメーカーでも企画商品があり、敷地に合わせ、調整してくれますので、工事期間や打ち合わせ期間を詰めたい方や、マンション感覚で購入してい方には何かと便利です。)

 

5:商品としての住まいを比較検討したい方

(カタログなども充実していますのでいくつかのメーカーを選び比較検討が行いやすくなります。)

 

6:数値性能にこだわりたい方

(温熱性能や耐震性能など明確にスペックとして表示しているところも多くあります。車と同じ感覚で性能比較も行いやすくなっています。)

 

一口にハウスメーカーといつてもそれぞれ工法の違いや、スタイルなど多様です。

地域密着型の大手とは言えない会社から、全国展開している有名どころまであります。

 

ハウスメーカーの場合はとにかく展示場を見て回り、意中の会社が出来たら、その会社の展示場を複数見て回り、一担当さんのお話だけでなく、たくさんの方のお話を聞いてみて会社の内容を見極めましょう。

 

 

関連コラム

家づくりどこに依頼する2に続きます。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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