小さな木の家 さいたま市 「東大宮の家」

土地探しから始まった家づくりでした。

 

さいたま市東大宮で小さな木の家の完成です。

 

野うさぎ、キツネ、雀達

動物は身の程の巣をつくります。

大きすぎることなく、小さすぎない。

ほどよく暮らし、ほどよく家族が納まります。

 

ほどよく小さな住まいは住む人の個性が少しだけ社会にこぼれます。

自分達の手足のような感覚の大きさは地に足を付けた暮らしを営む等身大の家です。

 

一つ屋根の下に住む家族の気配もがよくわかります。

違うことをしていても近くにいる気配

ほどよい大きさは家族の気配を、意識しない安心を伝えています。

 


建設地 : 埼玉県 さいたま市 東大宮

 

木 材 : ときがわ木材 ときがわ町田中409 代表田中進   

 

構造  : 在来軸組み

 

外部仕上げ : 屋根/陶器瓦通気工法) 壁/ガルバリウムサイディング(通気工法)

 

内部仕上げ : 天井/土佐和紙&杉板 壁/漆喰&杉板

        床/1F杉30mm 2F/杉板30mm

構造材   : ほぼ全て地域材にて調達(ときがわ町山林)

        柱/杉&桧 土台/桧 梁/杉&桧 3.5寸角

 

建物規模  : 敷地面積/76.04㎡ 延べ床面積/72/㎡

       

 

設計期間  :2014.7~

工事期間  :2015.01  ~ 2015.5 約5.0月

 



シンプルに暮らす 小さな木の家です。

リビングから玄関ホール

 

東西にも風が抜けるように窓の配置を考えています。

玄関ホールとリビングは建具を引き込むことで一体となります。

空間を広く使うとともに空気が動き、明るい空間となりました。

なるべくエアコンを使わずに過ごしていただきたいと考えるとき一番大切なのは空気を動かすことです。



優先順位を付けて自然素材を使います。

昔から使われてきた素材を使う

 

 

 漆喰や和紙や杉板に桧

 反ったり割れたり狂ったり、それぞれ困ったこともある素材たちですが古来より住まいに使われ、その性質はよくわかっています。

何が含まれているかよくわからない「新建材」と言われるジャンクな素材を好んで使ういわれはありません。

そう思うのです。

 

 大切な事は現代の機能現代の暮らしに会わせることなのです。

ほぼほぼ白い空間になってしまいますがアクセントをつけるのは暮らす人、そう思っています。

暮らしのコラム:シンプルにするわけ



構造は見えるようにつくる

基本は構造を隠さない。

 

 内部の梁や柱は基本的に隠しません。

 

「天井の上はどうなっているのかわからない」

「この梁があって束があって屋根を支えている」

どちらがいいでしょうか。

当たり前のように建物の構造が見えるということは安心感に繋がり、素材も生きてきます。

 

 

 

 



健康的な押入れ収納のつくり方

収納環境は大切

健康的な収納環境をつくりましょう。

 

床(棚):押し入れなどの中段などはスノコとしましょう。

 スノコの素材は杉板の15mm程度 杉板は導管が多く、柔らかな素材ですが沢山の湿気を吸収し、乾燥すれば放出してくれます。

 隙間をつくることで衣類や布団は空気に触れる面が増え、乾燥が促されます。

 :①壁も湿気を考えるのであれば杉板がお勧めです。

 

 また漆喰は強いアルカリ性であるため菌類やカビの発生を抑えてくれます。

 

 杉板に漆喰の押し入れや収納は今では珍しいかもしれませんが、昔で言えば当たり前のつくりなのです。


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