築年数の詳細は不明ですがわかる範囲では130年は経つという。
昭和に改修されて部分を再度改修し「オリジナルに近づけながらも快適に」がテーマです。
素材もありきたりな杉や桧、欅、土壁に漆喰を使いながら元の住まいと違和感なくできたと思います。
昭和の時代にかなり手が入っています。
昭和の改修で半分に仕切られ床はビニール系の床に壁もクロスが張られていました。
欅の式台を入れ、壁を塗りなおし、土間を洗い出し、昔に戻しました。
もともとの広さに戻しビニール床を洗い出しとして建具、壁を整えました。
もともとは馬小屋であり昭和の改修では物置になっていた下野部分です。
土台からの交換、新に基礎も立ち上げ躯体の耐久性を高めます。
古い梁を活かし壁と天井は土壁で包まれた感じの暖かい空間になりました。
建具は古物です。
昭和に改装された内装を剥がすと煤に燻されたしっくい壁に柱梁、今回はそれを現わしにして内装を整え、リビングダイニングキッチンとしました。
ビニールクロスが張られた天井は剥がし、元の踏み天井の現わしに壁は新たに漆喰を塗っています。
永い間何度として使われてきた北側のお部屋土台からの交換となりました。
風が抜け、いい感じの石垣が見える北側の書斎となりました。
北側は実は傷みがひどく梁、屋根は残して柱はぼ入れ替えました。
当然ながら基礎も新設です。
シンプルに木製カウンターの洗面化粧台
歩いて5分でこのロケーションです。
川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。
東京都北区からの移住です。
ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。
定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。
自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。
極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。
自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。
配筋工事といいます。
後からは見えなくなってしまう工事です。
間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。
なのでこの段階で慎重に検査を行います。
Face Book 福田義房
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