畑を楽しみながら暮らしたい。

同じ埼玉県ですが草加市からの移住です。

 

 市街化調整区域の農地付き既存宅地を購入しました。

建物は自立循環型を目指す。

BELLS認証を受けた、GX指向型住宅です。

性能的にはUa値:0.27

C値:0.3

太陽光と蓄電池も準備していますのでほぼエネルギーを買うことはありません。

 

 断熱的には充填断熱にセルロースファイバーを使用し、外断熱としてフェノールフォームを屋根・壁に施工しています。

冷暖房の機器としては床下エアコン1台のみとしています。

 

 


出来るだけ開放的に使うことが出来るように建具は引き込んだり、上部を開放したりすることで建物内の環境を調えることができます。

 半面すぐに温めたり、冷やしたりは出来なくなります。

部屋の使い方を考えながら空気環境の設計が必要になります。

 

 この家の内装もとてもシンプルなもので、漆喰・紙・杉檜板のみです。

上の写真では中央に畳が敷きこまれる予定ですので素材的には畳もあります。

 

暮らしの器としては着飾る必要もなくシンプルでよいと考えています。

 

 障子も多く使いました。

紙は手漉きの和紙を地域の職人に漉いてもらっています。

構造材も地域になる杉檜ですのでとても小さな経済圏でなり立つ仕様です。


キッチンはシステムキチンですが連続した作業スペース兼収納を確保しました。

キッチン横のガラリは床下エアコンの点検と吹き出し口です。

 

 


キッチンからは納戸スペースを経て玄関土間へと連続します。

 

 空間のイメージとしては大きな勾配天井の空間に必要に応じて間仕切りがあるということになります。

視界を遮るためならば梁の上は空間がつながっていてもよいですね。

音や光を遮るには天井まで壁が無くてはなりません。

 

 空気環境は全て大きな屋根の下、1台のエアコンで賄います。

当然すぐに冷やしたり、暖めたりは苦手です。

夏のや冬の条件が厳しい時は24時間のエアコン稼働を想定しています。

 

 


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