さいたま市見沼区 いちもくの家 2020.5

いちもくの家

屋号は「一木」手づくり家具を営みます。

長野県の八ヶ岳に住まい、工房を営んでいましたが高齢のお母様との同居になり奥様のご実家に近い見沼区に居と工房を移すことになられました。

外壁はガルバリウムと板張りの組み合わせ

敷地が三角なのがよくわかります。


玄関~リビング

落ち着いた雰囲気の中に自作の家具が置かれくつろげる空間になりました。


キッチン

キッチンの天板は無垢板に漆塗り

調理スペースを広く取り作業性重視しています。

漆は器に使われるように耐久性のある木部保護塗料です。


奥様書斎

建築的には無垢の床に漆喰の壁(顔料入れ生成り)和紙の天井

ステンドグラスもご自身のチョイス

 

 

 

玄関

床は自然石、小さな飾り棚兼手摺、古材のガラスを入れ込みました。


寝室の飾り棚

壁厚を使った飾り棚折れ戸の障子を入れて落ち着いた雰囲気になりました。

 

 

 


階段 洗面 トイレ

階段材は手持ちの広葉樹いろいろ 栗・胡桃・桜・イチョウ・ナラ

 

リビング階段は天井まである建具で閉めることもできますが普段はオープンです。


家具工房

建築的には外部への騒音防止のための遮音を意識したぐらいの小屋裏現しのシンプルなつくりです。


歩いて5分でこのロケーションです。

川の近くという不安は少しあるけれど、川と共に生きていきます。

 

東京都北区からの移住です。

ご主人は有機農業を学ぶために1年前から週末小川町生活をしています。

定年後の移住と考えてきましたが、昨今の働き方の変化で通勤に融通が利くようになり、計画よりも早く移り住むことになりました。

 

自然エネルギーを利用しながら自立循環型の住まいを目指します。

極力自然エネルギーを使いながらも快適性や利便性も向上させ、暮らしのエネルギー消費を抑えていきます。

自然エネルギーのポテンシャルと省エネ機器を注意深く組み合わせてまいります。

 


2025.4 基礎工事が始まりました。

配筋工事といいます。

後からは見えなくなってしまう工事です。

間違っていても基礎を壊さない限り治すことができない工事です。

なのでこの段階で慎重に検査を行います。

 上端の3本は上端主筋で13mm主に引張に耐えます。中央部はあまり応力が作用せず、鉄筋を整える程度で10mm1本、スラブ配筋としつ土間高さに13mmを1本、下端主筋に13mmを3本、立ち上がりは溶接しないのでフックを付けて上端主筋を抑えます。
木造基礎でフックをつけると梁巾が150程度なので精度良くしないと被りが不足することがあり、注意が必要です。
この鉄筋屋さんはわかっていて斜め方向にフックをつけています。
正しい加工方法です。

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